2022/02/14 09:30
2011年4月
みなしご救援隊の福島シェルターで20キロ圏内から救出された白いおじいちゃん犬に会った。
代表の中谷さんに『この犬連れて帰っていいですか?』と聞いたら
『ええよーええよー!』とおっしゃっていました。(わたしのことはぜんぜん覚えていないと思います)
一緒にボランティアをしていたKさんが車に乗せてくださり東京に帰りました。(その頃は東京の調布市に住んでいました)
東北道は自衛隊車輌と津波でメチャメチャに壊れた車を載せたトレーラーがたくさん走っていて、車に番号がついているのが
『あれは中に人が乗っていた・・・』と教えてもらいました。
白いおじいちゃん犬は『カミちゃん』と言う名前になりました。
カミちゃんはのどかな所に住んでいたのか、オリジン弁当のノボリがパタパタはためくのにびっくりして飛び上がったり、
京王線の特急が踏切をビューン!と走るのを初めて見た時には腰を抜かしたり。
そして、いつも誰かを探して会う人会う人をじっと見つめて匂いを嗅いで、
見ず知らずのオジサンに『どうしてこの犬こんなさみしそうなの?』と聞かれるくらいしょんぼりしてさみしそうだった。
カミちゃんは金具の壊れたボロボロの首輪をしていて首にかさぶたがたくさんあった。ドッグフードは食べない。ごはんにみそ汁をかけたものを食べていたようだ。外飼いなのはもちろんで、箒や人の足がぶつかることにとても怯えた。(ぶったり蹴ったりされたことがあったのでしょう)あんまりかわいがられていなかったのかもしれない・・・
それでも、
『人間にはなにか事情があったの。捨てられたわけじゃない。◯◯◯〜とむかえに来てくれる・・・』
犬なのにがんばってイイコにしていました。
後に、カミちゃんとわたしはとても仲が良くなるけど、
家族がむかえに来てくれることを待っていました。
おうちに福島に帰りたかったのです。
この頃のことを思い出すのはちょっと心がしんどいね(´;ω;`)
その2につづく・・・